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「【本当に時間がない!】子育ては「引き算」と「トレードオフ」が
突きつけられている!?(その1)」では、
👉パートナーといかに子育ての「引き算」を分け合えるか
ということを、本の紹介とともにお伝えしました。
(その2)では、「引き算」と同じような観点から、「トレードオフ」
の考え方についてビジネス書から学んでみたいと思います。
👇関連記事はこちら!
この記事で紹介している2冊の本
「【本当に時間がない!】子育ては「引き算」と「トレードオフ」が突きつけられている!?」
の(その1)と(その2)で紹介している本はこちらです👇
✅ 狩野さやか著『ふたりは同時に親になる 産後の「ずれ」の処方箋』猿江商會
✅ グレッグ・マキューン著/高橋璃子訳
『エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする』かんき出版
(その2)では、後者の本をご紹介しますが、最初に断っておきますと、『エッセンシャル思考
最小の時間で成果を最大にする』は、正真正銘の「ビジネス書」であって、「育児書」ではあり
ません。
本の詳しい内容については他の優れたサイトによる解説がありますし、元々気になっていた方は
是非読んでいただきたいのですが、僕がこのブログで取り上げようと思ったのが、この本が一貫
して主張していることが、子育てにもつながっていると感じたからです。
「エッセンシャル思考」は、「仕事をより少なく、しかしより良くやろう」という考えが、その
ノウハウとともに凝縮されて書かれています。
そのノウハウのうち、1つの重要な要素である「トレードオフ」という考え方が、いかにサラリー
マン新米パパが直面する「子育ての課題」と結びついているか、まずは「エッセンシャル思考とは
何か」を捉えた上で、確認していきましょう。
「エッセンシャル思考」とは”最大限の成果につなげるためのシステム”
「エッセンシャル思考」について、僕なりに要約してみますと、
✅ 目の前にある膨大な仕事のうち、その大部分は「無駄」であり「大事なことは少ない」。
「より少なく、しかしより良く」
という「考え方」のもと、
✅ たくさんやろうとせず、本当に重要なことを「見定め」、大事なこと以外は「断る」こと
により、「やることを計画的に減らす」
という「行動」を起こし、
✅ 毎日を楽しみながら、正しく質の高い仕事がコントロールしながらできるようになり、
「充実感を得る」(評価もされる)
という「結果」を手に入れるための”システム”のことです。
エッセンシャル思考の人は、流されない。たくさんの瑣末なものごとのなかから、少数
グレッグ・マキューン著/高橋璃子訳『エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする』かんき出版
の本質的なことだけを選びとる。不要なものはすべて捨て、歩みを妨げるものもすべて
取り除いていく。
要するにエッセンシャル思考とは、自分の力を最大限の成果につなげるためのシステマ
ティックな方法である。やるべきことを正確に選び、それをスムーズにやりとげるための
効果的なしくみなのだ。
”P24”より抜粋して引用
つまるところ、仕事を遂行していくことにおいて、
本質的で重要なものだけを自分の選択で選び取り、大多数の無価値なことは思い切って
断ろう!
ということです。
それは確かにそうかもしれません。ただ、
分かっちゃいるけど、そう簡単にできるわけないだろ!!
というのが、大多数の方の本音かと思います。僕もそうですので。笑
「断ろう!」と言っても、実際にできないから困ってるんですよね。。
「エッセンシャル思考」のための基本的な「3つ」の考え方
しかしこの本は、そんな僕たちサラリーマン新米パパに容赦はしてくれません。
・自分で優先順位を決めなければ、他人の言いなりになってしまう。
・選ぶ能力は誰にも奪えない。ただ、本人が手放してしまうだけだ。
・エッセンシャル思考の人は、大多数のものごとが不要だと考える。
・絶対にイエスと言いきれないなら、それはすなわちノーである。
『同書』”(上から)P27・P53・P65・P140”より抜粋して引用
と、わざわざ「本文中のフォントを大きく」してまで、我々に選択を迫ってきます。
すなわち腹をくくるしかない、ということなのかもしれませんが、「エッセンシャル思考」を
実践するための基本的な考えとして、
✅ 選択 ✅ ノイズ ✅ トレードオフ
この3つが重要であると書かれています。
つまり、
👉 「これをやろう!」と自ら選び取り【選択】、
👉 「大多数のものは不要で、重要なものは少数」と考え【ノイズ】、
👉 「何かを選ぶことは、何かを捨てること」と受け入れる【トレードオフ】
ということを実践していくことこそが、「エッセンシャル思考」への第一歩なのです。
確かに、「今の自分にとって何が一番大切か」ということを十分に
考えられないまま、日々の仕事に忙殺されているかもしれませんね。。
”子育て”と”仕事”を「トレードオフ」しよう!
この3つの考え方の中で、最も重要だと僕が感じたのは、「トレードオフ」です。
トレードオフ
『同書』”P68”より抜粋して引用
――何かを選ぶことは、何かを捨てること
・・・これって、(その1)で出てきた子育ての「引き算」の考えとそっくりじゃないですか!?
すなわち、僕たちサラリーマン新米パパにとって、
「子育て」を選ぶことは、「仕事(の一部)」を捨てること
なんだと思います。
「子育て」で「仕事(の一部)」が引き算される、ということです。
もちろん仕事を辞めろなんて一言も言ってませんよ。笑
時間は有限ですが、世界中の誰一人として例外なく「平等に24時間」が与えられています。
きっとサラリーマン新米パパたちは、その多くが「仕事の時間」で埋め尽くされているはずです。
「積極的に子育てをしよう!」と「自ら選択」した以上、これから死に物狂いで確保しなければ
ならない「子育ての時間」というものは、
👉 24時間のうち大部分を占めている「仕事の時間」から捻出することを避けては通れない
のであり、最も優先順位の高くして検討すべき選択肢なのだと思います。
ただでさえ、国際社会と比較して生産性が低いと言われる日本のサラリーマン。
エッセンシャル思考の人は、仕事を減らすことによって、より多くを生み出す。
『同書』”P236”より抜粋して引用
と、この本が後押しするように、「子育て」でただただ時間に追われるだけではなく、
👉 子育てをきっかけに仕事の時間を減らし、生産性を高めることを目指してみる
👉 そのために「エッセンシャル思考」を取り入れて考えてみる
など、「サラリーマン新米パパ」として、少しでもポジティブに物事を捉える「選択」をして
いきたいですね!
僕も「エッセンシャル思考」の実践はまだまだこれからですが、ありがたい
ことに僕の職場では、テレワークの普及や周囲の子育てへの理解も浸透して
きたこともあり、
「子供をお風呂に入れるので、今日は一旦帰ってそのあと仕事します!!」
なんて言いながら、退社することができるようになりました。
きっと迷惑はかけてしまっているのだと思うのですが、周囲の理解というのは
本当にありがたいですよね!
以上、かりめろでした!
👇この記事で紹介した本はこちら!
✅ グレッグ・マキューン著/高橋璃子訳
『エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする』かんき出版
👇【本当に時間がない!】子育ては「引き算」と「トレードオフ」が突きつけられている!?(その1)はこちら!