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待望の赤ちゃんを家に迎えた瞬間、これまでの生活がビックリするくらい
『ガラっ!』と変わってしまいます。
実際に僕たち夫婦も一瞬で「赤ちゃん中心」の生活に変わりました。
『時間がない!』という先輩パパ・ママたちの話はよく聞く新米パパ
(予定)ですが、まずは考え方から整理しましょう。
劇的な環境変化!赤ちゃんを迎えると「自分の時間がなくなる!?」
無事に出産を終え、待ちに待った「母子退院の日」。迎えに行く新米パパとしては、本当に嬉しい
瞬間ですよね。
特に第一子の場合は、何となく「キラキラした家族の日々✨」を想像するかもしれませんが、
そんなことは一切ありません!!
待ち受けているのは、赤ちゃん中心の「徹底して細分化された時間」。具体的には、
ミルク(授乳)→ おむつ → 泣く → 抱っこ → 寝る → 泣く → ミルク(授乳) →
おむつ → 泣く → 抱っこ → 寝る → 泣く → ミルク(授乳)→ おむつ → 泣く →
抱っこ → 寝る ・・・・・・以下いつまでも同じ
を「昼・夜一切関係なく、ひたすら短い間隔で繰り返す」ことになります。
時には寝てもくれずにそのまま次のミルク、おむつを替えたら
すぐオシッコされて、すぐにおむつを替えたら今度はうんち💩と、
本当に終わりが見えません。。
しかも初めての子供だと、たくさん泣かれると新米パパ・ママとしては相当パニックになり
ますし、抱っこの仕方やミルク(授乳)のあげ方、おむつの替え方等々、何か赤ちゃんに
とってよくないことをしてしまっているのではないかと、余裕がなくなる状況に拍車を
かけることになります。
自分の子供の新生児期間を経験した身から言えば、これは大げさでもなんでもなく、赤ちゃん
の対応に追われて自分の時間どころか、食事やお風呂などの日常生活や、ときにはトイレに
行くことさえも難しくなってくることがあります。
・・・と、これから赤ちゃんを迎える新米パパ(予定)にあまり脅しすぎてもなんですが、
実際に僕も先輩パパからは相当脅されてました。笑
不安の中で「2冊の本」に出会う
僕は読書が好きで、日頃から本をよく読むのですが、散々先輩パパから脅された結果、赤ちゃんが
産まれることの楽しみとあわせて、これからやってくる新しい生活に恐々とし始めたころ、気付き
を与えてくれた2冊の本に出会いました。
✅ 狩野さやか著『ふたりは同時に親になる 産後の「ずれ」の処方箋』猿江商會
✅ グレッグ・マキューン著/高橋璃子訳
『エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする』かんき出版
前者は題名の通り「育児書」なのですが、後者はあくまでも「ビジネス書」です。
これら2冊の本は、先輩パパたちからたくさん脅されて不安だらけであった僕に、子育てに時間を
割くことにある意味で「腹をくくる覚悟を決める」2冊になりました。
(その1)と(その2)に分けて、それぞれご紹介しますね。
【1冊目】『ふたりは同時に親になる』は、「産後のリアル」を書いた本!
『ふたりは同時に親になる 産後の「ずれ」の処方箋』は、パートナーの妊娠期間中、とにかく
僕が不安になって色々と「育児本」を検索していたときにたまたま見つけました。
検索して内容を見た瞬間、『これだっ!』と思ってそのまま注文したのですが、この本は、
✅ 子育てのノウハウ本というより、「産後のママとパパの関係性に焦点」を当てている
のが特徴的です。
☞ 育児の現場は、”キラキライメージとは全く違う”こと
☞ 時間的・身体的・社会的・精神的に激変する”産後のママのリアル”
☞ パパのリアル・パパの事情
☞ ”パパとママがふたりで親になっていく”とはどういうことか
といった内容が、なかなかに「辛口」で書いてあります。(心なしかパパには厳しいような。笑)
全体的な内容は是非読んでいただきたいのですが、「時間」という観点から特に「うーむ、なる
ほどなぁ。」と思ったのが以下の部分です。
・・・(前略)・・・パパにもママにもとても大きな「引き算」が突き付けられている
ことを忘れないでください。たとえどんなに外部サポートを利用して効率よくやったと
しても、赤ちゃんを育てる時間は絶対にゼロにはできません。夫婦ふたりで「足し算」をしてきたそれまでの暮らしに、そのまま育児をプラスしよう
狩野さやか『ふたりは同時に親になる 産後の「ずれ」の処方箋』猿江紹會 P193~194 より引用
としても、育児に必要な時間もパワーも捻出できません。ママだけでなくパパも必ず何か
を「引き算」することでしか対応できないのが基本です。
※黄色のアンダーラインは当ブログ筆者にて。
前後の文脈がないと分かりにくいかもしれませんが、つまるところ、結婚して夫婦ふたりで
生活するようになって、家事の分担や食費・住居費をふたりの収入でまかなえたりと、基本は
「足し算」の側面が多いのですが、
✅ 子育てが始まった瞬間から、1日のうち「何かを引き算」して、赤ちゃんのお世話を
しなければならない
という現実が突きつけられてきます。
「そんなの当たり前じゃないか!!」と思うかもしれませんが、
✅「仕事」「趣味」「飲み会」「友人との交流」「外出」「休息」・・・ありとあらゆる
自分の時間のどこかを、覚悟を持って「引き算」する
というのは、実際やってみようと思うとなかなか難しい!(特に仕事)
僕の場合、子供をお風呂に入れるための「17時~18時ごろ」の時間は完全に失われており、
「17時には家に帰れるよう」全力で日中の仕事を調整します。
当然17時で仕事が終わるはずもないので、子供をお風呂に入れて、
夕食を食べてから再開です。。
もちろん、この「お風呂の時間」というのは、僕と子供にとって
かけがえのない時間になっています。
また、休日も「ミルク」「おむつの交換」「抱っこ」等々、ひたすら赤ちゃんのお世話が
続きますので、パートナーと分担はしますが、今まで通りなかなか外出もできません。
そして何よりも、
✅ このような「引き算」を、「いかにパートナーとの間で不平等感なく分け合えるか」と
いうのが、子供が加わった夫婦生活においてとても大事なこと
だと、日々痛感しています。
加えて、このお互いの子育てに伴う「引き算」の受け入れについては、単純に「5対5」にすれば
よいというわけでなく、例えば、自分がフルタイムの仕事をしていて、パートナーが育児休暇中で
あれば、受け入れられる量によって、「3対7」や「4対6」でもよいと思います。
自分とパートナーの状況が変われば、「引き算」の受け入れ割合は柔軟に見直していき、お互いが
納得感を得ることが大事ですね。僕たち夫婦もまだまだこのあたりは模索中です!
ただ、1つ言えるのは、自分の方がパートナーよりも「引き算」をたくさん受け入れていると
思っていても、パートナーが感じている自分の受け入れ量とは案外異なるものです。
自分のやっていることに「+α」するくらいが、ちょうどいい塩梅になるのかもしれません。
この本は「夫婦間の感覚のずれ」というものを徹底的に深堀してくれます。パートナーの妊娠
期間中にぜひ読んでほしい1冊です。
2冊目の『エッセンシャル思考』については、(その2)でご紹介します!
👇(その2)はこちら
以上、かりめろでした!
👇この記事でご紹介した本はこちら!
✅ 狩野さやか著『ふたりは同時に親になる 産後の「ずれ」の処方箋』猿江商會